外から見てみた、東温市! Part 1

 こんにちは!NEXTOON’s 経理責任者のふじたです!

 ふじたからは、市外から見てみた東温市の姿についてお話ししたいと思います。

 私自身、高校卒業までの18年間、東温市に住んでいたため、客観的に東温市をみる機会は限られていました。今は東京の大学で、地方自治や公共政策についても学んでいます。東温市では当たり前に感じることも他の自治体では全然異なってたり、東温市にも共通するものが全国的にあったりと、新たな発見が多いです。というか、多すぎて1つの記事にまとめるには長すぎました… ブログでは何回かに分けて書いていきたいと思います。今回は3つの観点からご紹介します!

1. 医療施設が多い

 東温市のアピールポイントとしてよく挙げられるところです。北吉井校区だったので、小学校に近い愛媛大学医学部附属病院は小さい時の私にとって親しみが深いものでした。地方の医療環境を調べていると、診療所等の数自体もかなり限られている自治体が多いのは意外だったと同時に、医療面での東温市の充実度がかなり高かったのだと実感しました。一つの自治体だと対応できる疾患や病床数に限りがある場合が多いです。急患が発生した場合、山間部だとドクターヘリで搬送したり、離島だと自衛隊と協力して航空機を飛ばしたりするなど、地理的な障壁も医療に直結してきます。東温市は「住民●万人あたりの医師数」、「住民●万人あたりの病床数」といったデータでもわかるように全国トップクラスの医療資源を有しています。街の小さな診療所や医院も含めて、その点東温市は恵まれているなと感じます。

2. 自然と都市のいいとこ取り

 高校時代、私は松山市の高校まで電車で通っていました。電車だと30分ほどで県庁所在地の中心部にアクセスできるのは強みです。さらに、国道11号線をはじめとした道路網も充実しているため、松山市や松前町、砥部町、伊予市、西条市などの近隣自治体にもスムーズに向かうことができます。もちろん、東温市の中だけでも充実した暮らしを送ることが可能です。

 大学に入って、他の地方出身者と話す機会も多かったのですが、「電車は1時間に1本あればマシ」「県庁所在地まで出るのに3時間かかる」といったこともザラにありました。東温市だとラッシュ時でなくても15分に1本、松山市・高浜方面との電車が走っています。その点、東温市はかなり高い交通利便性を有する都市です。

 電車が数分おきに来て商業施設や高層ビルが林立する関東と、都市という観点だけで比べると見劣りしますが、首都圏のベッドタウンにはほとんど見られないような魅力も東温市は兼ね備えています。皿が嶺や白糸の滝、白猪の滝、滑川渓谷をはじめとする自然環境です。棚田が広がっているような一面の緑を感じることもできますし、重信川を中心とした水のせせらぎも心に潤いを与えてくれます。このように、都市の利便性自然の恵みを両方 享受できるのは東温市がかなり優れていると考えるポイントです。

3. 地域に根ざした芸術文化

 東温市には坊っちゃん劇場、東温アートヴィレッジセンターといった芸術の発信拠点があります。小学校や中学校では、行事として坊っちゃん劇場の公演を観劇したり、アウトリーチ事業部による演劇ワークショップが学校で開催されたり、舞台芸術に触れる機会が豊かだったなと感じます。私は中3〜高1にかけて東温市民ミュージカルに出演しました。ミュージカルの稽古場や舞台で他の参加者と繋がるだけでなく、参加者の中には合唱や太鼓、美術、朗読といったジャンルに挑戦する人もいました。キッズミュージカル、舞台芸術アカデミー、市民劇団などのコミュニティで繋がっている人たちもいます。

 他の自治体と比較していて感じたのは、東温市外だとこのように芸術を楽しみたい人が集う拠点がそこまで多くないというところです。都心には劇団四季などの大きな演劇公演や劇場はありますが、市民が発表やワークショップなどで気軽に利用できる施設や、芸術を楽しめるコミュニティ、芸術を学べる場はかなり限られています。市民会館やイベントホールなどの多目的な劇場・ホールは各自治体に概ね1つ以上はあります。しかし、坊っちゃん劇場のような規模のミュージカル専用 常設劇場も全国的に見るとほとんどありません。東京・関西・中京といった大都市圏ではない愛媛県に坊っちゃん劇場が立地しているのも珍しい点です。

 坊っちゃん劇場の公演内容も愛媛県や瀬戸内に関係する題材が取り上げられており、こちらにも芸術が身近にある印象を受けます。地元民でも知らなかったドラマが描かれることもあり、興味深く鑑賞していました。自分の中で特に印象に残っているのは「誓いのコイン」です。

 芸術を鑑賞する側としても表現する側としても楽しめるのは、芸術好きにとってかなり魅力的な環境だと思います。ちょっと難しい言葉になりますが「シビック・プライド」(住民・市民としての自治体に対する誇り、簡単にいうと地元愛みたいなものですかね)の醸成にも寄与しています。

 ということで、東温市を市外、県外から俯瞰してみた所感、Part 1です。続きはまた後日アップします!この記事をきっかけに東温市に興味を持ってくれる方がいらっしゃいましたらとても嬉しいです!東温市にお住まいの方は、これまで知らなかった東温のオンリーワンな魅力を探してみてください! 

あとがきみたいなもの

 最後までお読みいただきありがとうございます。他のメンバーの記事と比べるとかなり長くなってしまいました… しかもこれPart 1なんですよね。項目が進むにつれ徐々に1つの項目あたりの文章量が爆増してます。ただ、東温市の話題となると大学のレポート課題より書きやすいです。この記事は2,500字以上ありますが、2時間弱で書けました。普段の課題ではありえないペースです。専攻やゼミの論文と内容が似ているので、参考文献とか脚注入れたくなっちゃいました。大学生の職業病(?)です。やっぱり難しいことを噛み砕いてわかりやすく説明するのが上手い人ってすごいですね。Part 2も頑張ってわかりやすく書きます…

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